INSIGHT/ONSITE: Studio TPR
東京フォトグラフィックリサーチは、有楽町アートアーバニズムプログラム「YAU(ヤウ)」に参加し、2月1日から有楽町ビル10Fの「YAU STUDIO」を拠点として、4ヶ月にわたるスタジオプロジェクト『INSIGHT/ONSITE: Studio TPR』を実施します。
スタジオプロジェクトの舞台となるのは有楽町駅目の前のオフィスビル「有楽町ビル」10階の広大な一室。TPRはこの空間を、新型コロナウィルスによるパンデミックと世界規模の経済的・社会的変化によって東京の中心に現れたリミナルスペースとして捉え、この「場」に滞在する[ONSITE]ことから得られる洞察[INSIGHT]を推進力として、都市に新たな視点をもたらす活動を多声的に展開します。 約1200㎡ある「YAU STUDIO」は、舞台芸術制作者を中心に発足した一般社団法人ベンチ(代表・武田知也)とTPRが共有して使用します。写真作品やインスタレーションを制作している同じ空間で舞台稽古が行われ、舞台芸術のミーティングが行われる横で学生達がプロジェクトを実施し、カンファレンスルームでは研究会が行われているような、多様で有機的なスタジオ空間の創出を目指します。
また、国際ビルB1Fに開設される相談所「YAU SOUDAN」(長谷川新、山川陸、森純平ほか)や、大丸有エリアのオフィスワーカーとともにおこなうスクールプログラム「YAU CLASS」、新有楽町ビル1Fで活動を展開している『ソノ アイダ #新有楽町』(藤元明、丹原健翔ほか)などとも連携しながらプロジェクトを進めていきます。
オフィス区画をアーティストや劇団に開放し、様々な人々を呼び込み、そこから生まれるシナジーの行方に着目する実験的なプログラム「YAU」にぜひご注目下さい。
INSIGHT/ONSITE: Studio TPR参加メンバー
・石毛健太(美術家)
・梅沢英樹(アーティスト)+佐藤浩一(アーティスト)
・川島崇志(写真家)
・金秋雨(キュレーター)
・小山泰介(写真家)*スタジオディレクター
・志賀耕太(美術家)
・SO(サウンドリサーチャー)
・築山礁太(写真家)*スタジオマネージャー
・三野新(写真家、舞台作家)
・村上由鶴(美術批評)
・村田啓(写真家)
・山本華(写真家)
・A NEW SCALE(深井佐和子、内田友紀)
・ARCHI HATCH
・東京工芸大学芸術学部写真学科 川島研究室(フォトメディア)+GC Magazine
・TPRアーティストプロジェクトメンバー
協賛:エプソン販売株式会社
【名称】有楽町アートアーバニズムプログラム「YAU(ヤウ)」
【開催期間】2022年2月1日(火)〜5月31日(火) ※会期は変更になる場合があります。
【開催場所】有楽町ビル10階(スタジオ・スクール)、国際ビル地下1階(相談所・スクール)
【開催目的】アートの制作過程を街中で広く公開し、アートを通じた学びの場を提供することにより、クリエイティブな人々の多様な出会いを誘発しイノベーション創発のきっかけを生み出すこと。そして、都心ビジネス街におけるアーティストへの持続的な活動を支援すること。この2つを目的に実施します。
【主催】「有楽町アートアーバニズムプログラム」実行委員会(一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、NPO法人大丸有エリアマネジメント協会)
【企画協力】 YAUプロジェクトチーム
・プロデューサー|深井厚志
・ディレクター|森純平
・プロジェクトマネージャー|東海林慎太郎
・コーディネーター|⾦森千紘
・PR・アーカイブ|榊原充⼤(株式会社都市機能計画室)、下⾥杏奈
・ビジュアルデザイン|原田光
・グラフィック/ウェブデザイン| 加藤賢策(LABORATORIES)
・株式会社フロントヤード
【助成】 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
【特別協賛】 三菱地所株式会社
【協賛】 エプソン販売株式会社、エコファニ
【協力】 株式会社アトム(A-TOM Co., LTD.)、東京工芸大学芸術学部写真学科 川島研究室(フォトメディア)、一般社団法人PAIR
【オフィシャルウェブサイト】https://arturbanism.jp/