サーキュラーシティ丸の内 ゴミ=資源 循環のデザイン

サーキュラーシティ丸の内 ゴミ=資源 循環のデザイン

8月19日(金)からGOOD DESIGN Marunouchiで始まる企画展『サーキュラーシティ丸の内 ゴミ=資源 循環のデザイン』に東京フォトグラフィックリサーチとして参加します。

今回は丸ビルと新丸ビルの塵芥室を見学し、江戸川区と江東区のリサイクルセンターで撮影・録音を行いました。空間を満たすダイナミックな動きや強烈なディティールに着目した小山泰介・山本華による写真作品と、フィールドレコーディングを元にした梅沢英樹のサウンド作品によって、ゴミと資源の分水嶺に新たな視点をもたらします。

【展示概要】

会期:2022年 8月19日(金)ー 9月20日(火)
時間:11:00-20:00
会場:GOOD DESIGN Marunouchi、丸の内、東京
企画・主催:公益財団法人日本デザイン振興会
協力:三菱地所株式会社
アート協賛:大丸有SDGs ACT5実行委員会
アート展示:TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH PROJECT
取材協力:AIPA株式会社、市川環境エンジニアリング株式会社、NPO法人大丸有エリアマネジメント協会、株式会社春江、三菱地所株式会社 エコファニ、三菱地所プロパティマネジメント株式会社、株式会社Nature Innovation Group アイカサ
アートディレクション・デザイン:廣村正彰 コピー:蓑田雅之 映像・編集:垂見幸哉

https://www.jidp.or.jp/ja/2022/08/11/gomiten2022

【ゴミ=資源 循環のデザイン】
資源から原材料を作り、さまざまな工程を経て作られたプロダクトを消費者の元に届ける一連の流れを「サプライチェーン」と呼びます。「サーキュラーシティ丸の内」は、「ゴミ=資源」を川上とするもう一つのサプライチェーンをデザインする取り組み。人やモノをつなげることで、街に新たな循環を生み出します。
本展では、日本の経済を支えるエリアのひとつ、丸の内エリアの「ゴミ=資源」の循環のデザインを、8つの事例を通して探ります。
また、アーティストの目線から有楽町の風景を捉え直す「有楽町アートサイトプロジェクト」に取り組んできた「東京フォトグラフィックリサーチ(TPR)」は、「ごみ」と「資源」をテーマに制作した写真・サウンド作品を展示。アートとデザイン双方からのアプローチで「ゴミ=資源」のリアルを体感してください。(プレスリリースより)

【サーキュラーシティ丸の内とは】
「循環経済(サーキュラーエコノミー)」とは、資源を循環利用し続けながら、新たな付加価値を生み出し続けようとする経済社会システムのこと。大量生産・大量消費を前提し、資源の循環利用を想定しない「線形経済(リニアエコノミー)」の反対概念として位置付けられ、資源の浪費に依存しない持続可能な経済発展に貢献します*1。
この循環経済を街レベルで実現しようとしているのが、「丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)」にあるビル約30棟の廃棄物を管理する三菱地所が始めた、循環型社会の実現に向けた取り組み「サーキュラーシティ丸の内」です。 この取り組みでは、「Reduce(リデュース)」、「Reuse(リユース)」、「Recycle(リサイクル)」の3Rや、シェアリング、アップサイクルを推進し、2030年までに廃棄物再利用率100%を達成し、さらに単位面積あたりの廃棄物排出量を20%削減(2019年度比)することを目指しています。
*1 出典:一般社団法人循環経済協会ウェブサイト

【大丸有SDGs ACT5について】
大手町・丸の内・有楽町地区(以下、大丸有エリア)を起点にSDGs達成に向けた活動を推進する「大丸有SDGs ACT5」。取組3年目となる今年は、5月9日(月)から11月30日(水)の約7ヶ月間をコア期間として、「サステナブルフード」「環境」「WELL-BEING」「ダイバーシティ&インクルージョン」「コミュニケーション」の5つのテーマで多様なアクションを展開します。2030年のSDGs目標達成に向けて、企業や団体の枠を超え、街ぐるみでSDGsにチャレンジします*2。
*2 出典:大丸有SDGs ACT5 ウェブサイト

Meet Your Art Festival 2022 New Soil

Meet Your Art Festival 2022 New Soil

「Meet Your Art Festival 2022 New Soil」にて、企画展エントランス、サイン、屋外ステージに写真を提供しました。
エントランスやステージでは建築家・永山祐子さんとコラボレーションさせて頂きました。

会期:2022年5月13日(金)〜5月15日(日)
会場:恵比寿ガーデンプレイス
URL:https://avex.jp/meetyourart/newsoil/

YAU「OPEN STUDIO」

YAU「OPEN STUDIO」

都市の中心にアーティストの活動拠点を生み出す実験的なプロジェクト、有楽町アートアーバニズムプログラム「YAU(ヤウ)」では、3月11日(金)から14日(月)まで「OPEN STUDIO」を開催します。

東京フォトグラフィックリサーチは「YAU STUDIO」で実施しているスタジオプログラム『INSIGHT / ONSITE: Studio TPR』のワークインプログレスを公開。参加アーティストや学生達のリサーチプロセスや制作されたばかりの新作の発表し、トークイベントの実施やラジオ企画『Radio Studio TPR』の公開収録などをおこないます。

TPRのNoteにYAU「OPEN STUDIO」のTPR関連イベントをまとめましたので、そちらもぜひご覧下さい。
https://note.com/tpr/n/n38a6a4b59172

「OPEN STUDIO」期間中、「YAU STUDIO」ではパフォーミング・アーツの分野で活動するマネージャーチーム「bench」の企画によるワークショップや公開稽古も開催されるほか、「YAU COUNTER」(国際ビル地下1階)、「ソノ アイダ#新有楽町」(新有楽町ビル1階 北側)でも様々なイベントが実施されます。

アートフェア東京など近隣のイベントと合わせて、この機会にぜひ「YAU STUDIO」にお越しください。

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*YAU「OPEN STUDIO」へのご来場は事前予約制となります。
下記サイト(Peatix)より、都合の良い日時のスタジオビジットをご予約ください。

https://arturbanism.peatix.com/

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YAU「OPEN STUDIO」 概要

日程:2022年3月11日(金)~3月14日(月)※10日はプレイベントあり
時間:12:00 – 18:00 *WSなど例外あり

会場①:YAU STUDIO(千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル10階)
会場②:YAU COUNTER【総合案内】(千代田区丸の内3-1-1 国際ビル地下1階)
会場③:ソノ アイダ#新有楽町(千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル1階 北側)、ほか

協賛: エプソン販売株式会社、エコファニ、Poraroid
助成: 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

TPRスタジオプログラム『INSIGHT/ONSITE: Studio TPR』概要

会場:YAU STUDIO(有楽町ビル10F)
会期:2022年3月11日(金)~3月14日(月)
時間:12:00 – 18:00

参加アーティスト(予定):
・山本華(写真家)
・村田啓(写真家)
・石毛健太(美術家)
・三野新(写真家、舞台作家)
・梅沢英樹(アーティスト)+佐藤浩一(アーティスト)
・築山礁太(写真家)
・志賀耕太(美術家)
・ARCHI HATCH
・小山泰介(写真家)
・SO(サウンドリサーチャー)
・東京工芸大学芸術学部写真学科 川島研究室(フォトメディア)
・GC Magazine
・A NEW SCALE / 深井佐和子+内田友紀(都市研究コレクティブ)

INSIGHT/ONSITE: Studio TPR

INSIGHT/ONSITE: Studio TPR

東京フォトグラフィックリサーチは、有楽町アートアーバニズムプログラム「YAU(ヤウ)」に参加し、2月1日から有楽町ビル10Fの「YAU STUDIO」を拠点として、4ヶ月にわたるスタジオプロジェクト『INSIGHT/ONSITE: Studio TPR』を実施します。

スタジオプロジェクトの舞台となるのは有楽町駅目の前のオフィスビル「有楽町ビル」10階の広大な一室。TPRはこの空間を、新型コロナウィルスによるパンデミックと世界規模の経済的・社会的変化によって東京の中心に現れたリミナルスペースとして捉え、この「場」に滞在する[ONSITE]ことから得られる洞察[INSIGHT]を推進力として、都市に新たな視点をもたらす活動を多声的に展開します。 約1200㎡ある「YAU STUDIO」は、舞台芸術制作者を中心に発足した一般社団法人ベンチ(代表・武田知也)とTPRが共有して使用します。写真作品やインスタレーションを制作している同じ空間で舞台稽古が行われ、舞台芸術のミーティングが行われる横で学生達がプロジェクトを実施し、カンファレンスルームでは研究会が行われているような、多様で有機的なスタジオ空間の創出を目指します。

また、国際ビルB1Fに開設される相談所「YAU SOUDAN」(長谷川新、山川陸、森純平ほか)や、大丸有エリアのオフィスワーカーとともにおこなうスクールプログラム「YAU CLASS」、新有楽町ビル1Fで活動を展開している『ソノ アイダ #新有楽町』(藤元明、丹原健翔ほか)などとも連携しながらプロジェクトを進めていきます。

オフィス区画をアーティストや劇団に開放し、様々な人々を呼び込み、そこから生まれるシナジーの行方に着目する実験的なプログラム「YAU」にぜひご注目下さい。

INSIGHT/ONSITE: Studio TPR参加メンバー
・石毛健太(美術家)
・梅沢英樹(アーティスト)+佐藤浩一(アーティスト)
・川島崇志(写真家)
・金秋雨(キュレーター)
・小山泰介(写真家)*スタジオディレクター
・志賀耕太(美術家)
・SO(サウンドリサーチャー)
・築山礁太(写真家)*スタジオマネージャー
・三野新(写真家、舞台作家)
・村上由鶴(美術批評)
・村田啓(写真家)
・山本華(写真家)
・A NEW SCALE(深井佐和子、内田友紀)
・ARCHI HATCH
・東京工芸大学芸術学部写真学科 川島研究室(フォトメディア)+GC Magazine
・TPRアーティストプロジェクトメンバー

協賛:エプソン販売株式会社

【名称】有楽町アートアーバニズムプログラム「YAU(ヤウ)」

【開催期間】2022年2月1日(火)〜5月31日(火) ※会期は変更になる場合があります。
【開催場所】有楽町ビル10階(スタジオ・スクール)、国際ビル地下1階(相談所・スクール)
【開催目的】アートの制作過程を街中で広く公開し、アートを通じた学びの場を提供することにより、クリエイティブな人々の多様な出会いを誘発しイノベーション創発のきっかけを生み出すこと。そして、都心ビジネス街におけるアーティストへの持続的な活動を支援すること。この2つを目的に実施します。

【主催】「有楽町アートアーバニズムプログラム」実行委員会(一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、NPO法人大丸有エリアマネジメント協会)

【企画協力】 YAUプロジェクトチーム
・プロデューサー|深井厚志
・ディレクター|森純平
・プロジェクトマネージャー|東海林慎太郎
・コーディネーター|⾦森千紘
・PR・アーカイブ|榊原充⼤(株式会社都市機能計画室)、下⾥杏奈
・ビジュアルデザイン|原田光
・グラフィック/ウェブデザイン| 加藤賢策(LABORATORIES)
・株式会社フロントヤード

【助成】 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
【特別協賛】 三菱地所株式会社
【協賛】 エプソン販売株式会社、エコファニ
【協力】 株式会社アトム(A-TOM Co., LTD.)、東京工芸大学芸術学部写真学科 川島研究室(フォトメディア)、一般社団法人PAIR

【オフィシャルウェブサイト】https://arturbanism.jp/

オンライン配信ライブ&パフォーマンス「ENCOUNTERS×ENCOUNTERS」

オンライン配信ライブ&パフォーマンス「ENCOUNTERS×ENCOUNTERS」

ANB Tokyoのオープニング展「ENCOUNTERS」が始まる前日、10月10日(土)夜に、オンラインライブ&パフォーマンス「ENCOUNTERS×ENCOUNTERS」が開催されます。5名のミュージシャンが各階で演奏を繰り広げ、1名のダンサーがフロアを縦断。縦横無尽に生み出されるクリエイティブが音響と映像と入り混じり、まるでANB Tokyoがひとつの生き物のように蠢く一夜。その未知なる創造的実験に「遭遇」していただく試みです。

TPRは本イベントにおいて、オーディエンスがライブパフォーマンスを体験する「眼」を担う撮影を担当します。YouTubeの配信URLからどなたでもご覧いただけますので、ぜひこの実験的なイベントにご注目ください。

開催日時:2020 年10 月10 日(土)19:00 〜(予定)

配信URL:https://youtu.be/IvOvCGOUl_w

出演アーティスト:KOM_I/藤|||||||||||田/角銅真実/内橋和久/小暮香帆/Mora Mothaus

プロデューサー:ノイズ中村、小金沢健人
撮影:TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH(顧剣亨、小林健太、小山泰介、築山礁太、細倉真弓、三野新)
音響:中原楽(LUFTZUG)
VJ:高梨 喜芳
舞台監督:河内崇
制作:井尻有美

森美術館 まちと美術館のプログラム「アート・キャンプ for under 22 Vol. 4:美術館で未来について考える」

森美術館 まちと美術館のプログラム「アート・キャンプ for under 22 Vol. 4:美術館で未来について考える」
第1回「美術館でバイオラボ体験!?」

日程:2020年2月1日(土)、2月29日(土) 
出演:久保田晃弘(多摩美術大学教授、アーティスト)、小山泰介(写真家)、德山拓一(森美術館アソシエイト・キュレーター)
対象:15歳〜22歳

*申し込み終了

プレスリリースより:
森ビルと森美術館は、世界各地のアーティストとコラボレーションし、美術館や街のなかでさまざまなプログラムを実施してきました。2018年よりスタートした「アート・キャンプ」は、15歳から22歳の若い世代を対象とし、学校教育のような「教える」「教えられる」の関係とは異なる環境で、美術館やヒルズの街全体をキャンバスに、アーティストやキュレーターといっしょに「現代アート」について語りあうプログラムです。学校や家庭など身の回りで起こっていることと歴史上の出来事、現在世界で起こっている社会的、政治的、文化的な事象との関連性について対話を通して考えることで、現代アートの楽しさを体験します。

「アート・キャンプ for under 22 Vol. 4:美術館で未来について考える」の第1回目として、「美術館でバイオラボ体験!?」と題した2日のプログラムを開催します。1日目は、多摩美術大学教授でアーティストの久保田晃弘氏と、「未来と芸術展」展示室内に設けた「バイオ・アトリエ」にて植物細胞(カルス)の培養を実際に体験します。2日目は、写真家の小山泰介氏と培養した細胞を被写体に撮影を行い、肉眼では見えない「風景」をとらえて写真作品として表現します。普段とはちがう経験と日常生活とを対比させることからアートの可能性を考えます。